コンタクトレンズを使用している人のほとんどが、コンタクトレンズの装用で目に違和感を覚えた事があるのではないでしょうか?
この記事ではコンタクトレンズ使用歴30年以上の私が、いままでいくつかのコンタクトレンズを使用してきた経験のもとに、考え得るコンタクトレンズによる違和感についての原因と、試してみて効果のあった解決法を紹介します。
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コンタクトレンズによる違和感
コンタクトレンズを使用している大半の人は今までコンタクトレンズをしていて、なしかしら目に違和感を覚えた事があると言われています。
私もコンタクトレンズの使用を始めてから30年も経ちますが、目がゴロゴロしたりコンタクトレンズが目にくっついて動かなくなったり、逆にコンタクトレンズがまぶたにくっついて目の奥に入ってしまったりした事があります。
色々な症状を経験し、眼科医に相談しても原因不明で解決しなかった事もありますが、私が目に違和感を覚えた時に試してみて違和感が改善した例をいくつか紹介します。
まずは洗浄剤や保存液ですすいでみる
これは基本中の基本ですが、まずは洗浄剤や保存液で丁寧にすすいでみましょう。
コンタクトレンズを装着した時に、一見すると手が綺麗なように見えても空気に漂っている小さな糸状のホコリが手についていたり、コンタクトレンズをすすいだときにこのようなホコリがコンタクトレンズにひっついてしまう事があります。
コンタクトレンズを装着する前に、異物がついていないか良く確認してからレンズを装着すると違和感が改善される事があります。
コンタクトレンズが破れていないか確認する
意外と盲点になっている原因が、ごく小さなコンタクトレンズの傷や周囲の欠損です。
これは使用しているコンタクトレンズにもよるのですが、私の経験上破れたり欠けたりしやすいコンタクトレンズが存在します。
良く見なければ分からないのですが、端っこの薄くなっているところが欠けてしまうと、ものすごく目がゴロゴロするという違和感を覚えます。
良く見なければ分からないので、目を凝らしてしっかりコンタクトレンズの周辺が欠けていないか確認して下さい。
目にが乾いて水分が不足している
乾燥している部屋にいると、当然のことながらコンタクトレンズや目の水分が奪われ、目の表面が乾いてしまいます。
これもコンタクトレンズをしていて目に違和感を覚える原因の一つです。
そんな時は一度レンズを外して保存液をレンズに垂らして、もう一度レンズを付け直して下さい。
外出先などでこの症状に見舞われた時は、このような使いきりタイプの装着液が便利でおすすめです。
それでも違和感が改善しない場合は、一度眼科医に相談してみる事をおすすめします。
また、一時的には目の乾きが改善しても一日に何度もこのような装着剤を点眼しなければならないような場合にも同様です。
眼科医に異常無しと診断されたら
実は私もこのパターンを経験しています。
目がゴロゴロする、目にコンタクトレンズがひっつく、などの違和感を頻繁に感じていましたが、目の裏のデキモノなども無く、眼球にも全く異常は発見されませんでした。
つまり原因不明と言う奴です。
「単純にコンタクトレンズが目にあっていないとの事でしょう。気になるならメガネを。」とすすめられたのですが、30年近くコンタクトレンズを愛用している私は、メガネは鬱陶しくて嫌いです。
でも、この違和感を何とかしなければ、仕事も集中出来ないし車の運転も疲れます。
一度は諦めていたのですが、私はこれで目の違和感から解放されました。
■ バイオフォニティに変えたら嘘のように違和感が改善された!
コンタクトレンズの性能には含水率や摩擦係数、酸素透過率などのいくつかの重要な要素があり、安いコンタクトレンズだとこれらの性能が充分でない可能性があります。
私の場合にはバイオフィニティに変えた事で違和感が劇的に改善されています。
使い捨てタイプだからと言って管理をおろそかにしてはいけない
コンタクトレンズの使用に慣れてしまうと、所定の装用時間や使用期間を守らなかったり、消毒やすすぎを充分にやらない人が増えると言われています。
私自身も2週間用のコンタクトレンズを1ヵ月間使い続けたという話を時々耳にする事がありますが、実はこのコンタクトレンズの間違った管理が、重大な目の病気を引き起こす事があるのです。
昔のコンタクトレンズは、専用の機器で毎日煮沸消毒が必須でしたが、今の使い捨てタイプになってからは基本的には煮沸はしないのが主流ですね。
しかし、侮ってはいけません。実はこれがとても怖い事なのです。
レンズの煮沸をしないという事は、手に雑菌がついていた場合にはレンズケース内で雑菌が繁殖し放題になるという事です。
その雑菌が大量についているコンタクトレンズを良くすすがずに装着した場合どうなるでしょうか?
最悪の場合には失明します。
コンタクトレンズの破損等が原因で角膜が傷ついていた場合、通常は雑菌が入り得ない角膜の中に雑菌が入り込み、角膜中で雑菌が繁殖して手の施しようがなくなるのです。
医師の指導の通りにコンタクトレンズを管理する事が、コンタクトレンズによる眼のトラブルを予防する最大の対策です。
コンタクトレンズの管理で絶対にやってはならない5つの事
- コンタクトレンズを外す時にろくに手を洗わない
レンズケースが雑菌だらけになります。 - レンズケースを一度乾燥させずに保存液を継ぎ足す
レンズケースが雑菌だらけになります。 - コンタクトレンズの装着時にろくに手を洗わない
目の中で雑菌が繁殖して非常に危険です。 - 使用期間や装用時間を守らない
レンズが破損し、角膜に傷が付く原因となります。 - 目に違和感を感じていたり、充血しているのに装用を継続する
コンタクトレンズの使用で目が充血するのは、何らかの原因で角膜が傷付いている恐れがあります。失明につながりますのですぐに装用を中止しましょう。
■ バイオフォニティに変えたら嘘のように違和感が改善された!