■14回の引越しをして分かったこと
私は42年の人生の中で仕事の転勤で何度も引越し、出張では沖縄県以外の全ての都道府県を訪れた事があります。
今まで住んだ事があるのは、東京都・神奈川県・埼玉県・香川県・徳島県・兵庫県・滋賀県・大分県と8都道府県に及びますが、現在は出身地である埼玉県に家を持ち、東京都に単身赴任をしています。
何度も舎暮らしを経験し、人生も半ばを過ぎた今になって感じる事は、やはり田舎の方が住み易いと言う事です。
山の緑や澄み切った川の水と青空、そういう環境で育った人たちは素朴で都会の人間とは大人も子供も一味違います。
物価も安くて食べ物も地場の食材を買えば新鮮、道路の交通量も少なく道幅も広くて車で走り易い。
何度も関東県内と地方の出入りを繰返していますが、やっぱり田舎に住んでいる時の方が心も癒されますし、何より私はドライブが大好きなので、都会の狭い道路や渋滞ではドライブも心から楽しめません。
子供が成人して社会に出るまでは埼玉県を離れる事は出来ませんが、将来的には田舎への移住を考えています。
そこで色々調べてみたのですが、過疎化が進んでいる自治体では移住者を呼び込む為に様々な補助を提案しています。
■自治体による移住者への補助
一般社団法人 移住交流推進機構という組織が運営している「ニッポン移住・交流ナビ」というサイトがあります。
このサイトでは移住補助を行う多くの自治体の補助制度を紹介しています。
・住宅補助
島根県飯南町では町有地に新築住宅をオーダーし、自治体からレンタルする事で25年後にはその家が自分のものになります。
月の家賃は4万円ですから、金利なしの1,200万円で新築住宅が手に入る事になります。
今住んでいる家を売り払えばお釣りが来る金額です。
・出産支援
島根県知夫村では子供の出産に対して2人目までは50万円、3人目以降は100万円が支給されます。
もちろん、これらの支援はその地域が気に入って住む気になった時のプラスアルファですが、同じような環境であれば支援があった方が良いに決まっていますね。
一番の問題点は仕事ですが、物価も安い田舎こそインターネットを活用したビジネスで生計を立てやすいのではないかと思います。